WIC Reset Utilityは、Waste Ink Counters Reset Utilityの略称で、Epson、Canonのインクジェットプリンタに対してサービスプロシージャを実行するために設計されたツールです。これらのプロシージャには、プリントヘッドクリーニング、致命的なエラーコードの読み取り、 廃インクカウンターの読み取りとリセット、そして印刷品質パターンの印刷が含まれます。
WIC Reset Utilityの最も人気の機能は、廃インクカウンターを読み取る機能です。 プリンタメーカーが機器内に搭載する廃インクカウンターです。カウンターがオーバーフローしてプリンタ機能の停止を招きます。そのため、カウンターを監視することは重要です。 特に大量の印刷タスクを抱えている場合はそういえます。 プリンタの現在の廃インクカウンターの値を知ることで、印刷業務が予期せぬ形で中断されることを防ぐことができます。
WIC Reset Utilityを使用した廃インクカウンターの確認は、直観的かつ無料で行えます。 弊社ウェブサイトから最新バージョンのWIC Reset Utilityをダウンロードし、インストールしてください。
プリンタの廃インクカウンターがまだオーバーフロー状態に近くなければ問題なく印刷を続けることができます。 しかし、既にオーバーフローしていたり、オーバーフローが近い状態になっている場合は措置を講じる必要があります。
そのような場合、WIC Reset Utilityを使用して廃インクカウンターをリセットすることができます。 そのためには、リセットキーを購入し、廃インクカウンターのリセットガイドに記載の簡単な手順に従う必要があります。
各リセットキーは1回のリセットにのみ有効で、すべての対応プリンタモデルでご使用いただけます。 リセットキーを購入する前に、WIC Reset Utilityにてお使いのプリンタモデルがサポートされていることを確認してください。 お使いのプリンタモデルがサポートされているかの確認方法については弊社の動画チュートリアルをご確認いただけます。 また、お使いのプリンタモデルでどの機能が利用可能かについてもご確認ください。モデルの中にはハードウェアを使用しなければリセットできない独自のICチップ搭載のメンテナンスインクカートリッジがあるためにリセット機能がサポートされていない場合があります。
廃インクカウンターをリセットした後、リセットキーは使用済みとしてマークされます。
WIC Reset Utilityの使用要件:
OS:Windows XP, Windows 7以降, MAC OS 10.5 Intel以降
ライセンス:フリーウェア
サポート言語:アラビア語、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語、トルコ語、ベトナム語
WIC Reset Utilityの機能には以下が含まれます:
- 廃インクカウンター及びインクカートリッジカウンターの現在値の確認(無料)
- 廃インクカウンターのリセット(リセットキーが必要、要購入)
- インクレベルカウンターのリセット(プリンタL100、L200、L800のみ)(無料)
- プリントヘッドのクリーニング(無料)
- インクチャージ(パワープリントヘッドクリーニング)(無料)
- シリアル番号の読み取り及び書き込み(無料)
- USB IDの読み取り及び書き込み(無料)
- HEAD IDの読み取り及び書き込み(無料)
- EEPROMのダウンプとバックアップ(無料)
- ペーパーフィードテスト(無料)
- ノズルチェック(無料)
- カラーチェックパターン(無料)
- PF劣化オフセットの初期化(無効化)(無料)
- デバイス情報の取得(無料)
- ファームウェアのダウングレード(リセットキーが必要、要購入)
無料のWIC Reset Utilityをご利用いただきありがとうございます。プリンタの廃インクカウンターの値を把握し、プリンタの予期せぬ停止を防ぎましょう。